数々の名レース
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有馬記念でもトップクラスのレースとなる日本ダービー、それに並ぶように数々の名レースが繰り広げられたレースがあります。それが有馬記念というレースです。とはいえ、一度は耳にしたことが有ることでしょう。1999年の有馬記念では、記憶に根強く残る名レースがありました。この開催年には、前年の有馬記念の覇者であるグラスワンダーが2連覇するか、もしくは同年の天皇賞を連覇して朝日杯フューチュリティステークスをも制覇しているスペシャルウィークがこの有馬記念を勝利するか、そのレースの模様が予想されました。スタートして、スペシャルとグラスワンダーはほぼ後方にポジションしており、最後の250mまではお互い仕掛けていません。トップに立ったのはツルマルツヨシであり、その後ろからは後方にいたはずのスペシャルとグラスワンダーが迫っています。最後にはこの2頭がほぼ同時にフィニッシュして、決着は写真判定に持ち越されます。しばらくして、スペシャルウィークと武豊騎手はまだ結果が出ていないのに勝利を確信していて、この時負けたことを悟ったかのようにグラスワンダーと阪神ジュベナイルフィリーズは諦めモードを垣間見せていました。しかし、長い写真判定の結果はグラスワンダーが勝利したという結果をもたらしました。これには驚きを隠せるはずはありません。しかも、勝敗を分けたのはたった4センチという差でした。この勝利により、グラスワンダーはスピードシンボリ、シンボリルドルフに次いで連覇を成し遂げました。この接戦は当然、競馬ファンとしても話題沸騰となった出来事であり、このような現象の裏には騎手の性格が関わっているのでは?という話まであります。